人に向き合う「真摯さ」と「柔軟性」。株式会社ネットプロテクションズさんを訪問してきました。

伊達 直希

2017年10月22日

こんにちは、STORY広報担当の伊達です。

先日、STORY代表の村中が、株式会社ネットプロテクションズ(以下、NP)さん運営の「Think About」でインタビュー取材をしていただけることになり、NPさんの本社にお邪魔させていただきました。

ネットプロテクションズさんは、"つぎのアタリマエをつくる"をミッションに掲げ、「NP後払い」に代表される画期的なサービスを創出していらっしゃる会社です。そんな会社でのインタビューに本来なら僕が同席させてもらうのもおかしな話ですが、無理を言って今回は特別に同席させていただき、大変貴重な経験になりました。また、訪問にあたり、STORYのOBである三名の先輩方にもお話を聞くことができましたので、今回の記事を通して振り返っていきたいと考えています!

緊張の東京本社訪問

前日から夜行バスで出発し、疲れを東京の銭湯で癒してから望んだインタビューでしたが、いちインターン生として同席させて頂くプレッシャーから、少し緊張していました。。

ただ、インタビューをして下さったNPの木下雄登(きのしたゆうと)さん、株式会社ドットライフの島田龍男(しまだたつお)さんも快く迎えてくれ、また学生だからといって対応を変えることなく、真摯に向き合ってくださる姿が印象的でした。

インタビュー中の様子

インタビューの中では、STORYが目指す教育のあり方が主なテーマとなっており、またその中での現状の問題点についても触れていくという形で、STORYが考える次の教育のアタリマエを発信してくださっています。Think Aboutさんで記事が公開されていますので、是非一読ください。

また今回は、インタビューを行ってくださった木下さんと島田さんに無理を言って、インタビュー取材を行う際の心構えを聞かせていただきました。

インタビュアーのお二人への質問

NP木下さん(写真左)と、ドットライフ島田さん(写真右)

-質問を引き受けてくださりありがとうございます。まず今回のインタビューは、どういった意図で企画してくださったのでしょうか?

木下さん そうですね、まずはThink aboutというメディアの狙いとしては、いろいろな領域で"つぎのアタリマエをつくる"を体現している当事者の方達を社会に対して発信できればいいなと思っています。村中さんが社会をどう捉えていらっしゃり、どういったアプローチを打っていこうとしているのかを共有していければ、読者にとっても学びになるのではないかと捉えています。

その結果、読者がエンカレッジされ、"つぎのアタリマエ"としての価値観が浸透していくことによって、結果的に社会を変えていけるんじゃないかと思っています。これがThink Aboutとしてのインタビューへの狙いというか、期待ですね。

-ありがとうございます。次に島田さんに少し別の角度から質問させて頂きたいんですが、島田さんはインタビューの際にどういった点に気をつけていらっしゃいますか?

そうですね、インタビューをさせて頂く際は、イメージとしてはすごい抽象的なんですが、「河原で2人で夕日を見ている状況」をゴールとして行なっています(笑)。

どういったことかというと、相手の状況をそこまで丁寧に追える状態にまで持って行きたいなと思っています。つまり相手にこういったボールを投げると、こういった反応が来るなと反応を集めて、相手の特徴を体系化して行くことですね。そうすることで、ある種インタビュイーをパターン化していくことができます。あとは、相手の言葉をそのまま受け入れず、ちゃんと共通認識を取りに行くことですね。

最後の点としては、あえて少し失礼な質問をしていくこと、かな(笑)。「これを言ったら怒るかな?」ぐらいのギリギリのラインをいつも狙うようにしています。理由としては、相手が怒る際や感情が動く際は、その後ろに強い思いが潜んでいるということが分かっているので、敢えてそういったところを狙うようにしています。

-なるほど、大変勉強になります。

お二人とも、本当にありがとうございます。大変参考になるお話で、勉強になりました。

3名のOBの方々

ここからは、STORYを卒業され、現在ネットプロテクションズで働かれているOBのお三方のお話を、お仕事中にお邪魔して聞かせていただきました。

平本和士(2016年3月入社)

まずは、STORYでは1期生として活躍され、2016年度からNPで働いていらっしゃる、平本和士(ひらもとたかし)さんにお話を伺いました。

NP掛け払いを説明するシーンを演じる平本さん

−平本さん、今日は宜しくお願いします。まずは今平本さんがどんなことをされていらっしゃるか、簡単に教えて頂けますか?

はい、よろしくお願いします。部署でいうと、BtoBグループカスタマーサービスユニットに所属しています。「NP掛け払い」という企業間決済サービスの企画・運用を担当してる部署ですね。NP掛け払いとは法人間のお取引で一般的な締め支払い(売り手がひと月の取引分をまとめて請求書を発行して、買い手が翌月末までに支払う方式)を代行するサービスです。

これは特に、支払い能力が担保されているか測りづらい企業と取引する際、信用性をNPという第三者が担保するという意味で、画期的なサービスです。NP掛け払いによって、これまで生まれにくかった、大企業と小企業・個人事業主の直取引を生み出すことができました。

そして僕がいるカスタマーサービスの部署では、NP掛け払いに関するサービス企画・運用の役割があり、僕自身はサービス機能の企画などを行っています。

-ありがとうございます。では次は、NPとSTORYの共通点と違いみたいなものについて、お話いただけますか?

そうですね、今思い返してみると、価値観に大きな違いはないと思いますね。どちらの組織も僕の価値観と合っているなと感じています。

特にお客様への価値を強く考えることとか、他者に誠実に向き合うことは、僕自身が大事にしたい価値観でもあるので、合っているなと感じます。

人を巻き込む必要性と奥深さ

−では自分自身の変化についてはどうでしょうか?

人に力を借りようとするスタンスが特に強くなったなと感じます。自分自身ができることは限られているからこそ、みんなの力を借りながらも推進し、責任をもってアウトプットを出していくことが重要な環境だからこそかもしれません。まだまだ磨いている途中で、その奥深さみたいなのは大変感じるので、今後より磨いていきたいなと思います。

STORYでの自分と比較すると、今は影響範囲が広いものを扱っているので、関係者が多くなるにつれて、より適切に他者を巻き込み頼る力がついたのかなと思っています。

-なるほど、ありがとうございます。

野崎才門(2017年3月入社)

次は、STORYの2期生として活躍され、今年の春からNPで活躍されていらっしゃる野崎才門(のざきさいもん)さんに話を伺いました。野崎さんは僕がSTORYに入社した際のメンターでもあったので、懐かしい想いです。

プログラミング中の野崎さん

-では次は野崎さんお願いします。まずは今やっていらっしゃることから伺いたいです。

2017年の4月入社なのでいまはまだ研修です。部署としてやっていることについて、一番わかりやすい言い方で言えば、システム部門というところに所属しています。

例えばでいうと、平本さんの部署たちが考えてくれたロジックに伴って、どういったデータを持つかだったり、裏側の仕組みを考えて、どういう仕組みでそのロジックを動かしていくか。あとは会社に蓄積されている情報をどう分析できるのか、といったことを扱っている部署ですね。今は研修中なので、頑張って部署や技術のキャッチアップしていている段階です。

優しさを持ちつつも、合理的に

-では次は同じく、STORYとNPの共通点と違いについてお願いします。

そうですね。僕は正直、平本さんの話を聞いてて非常に面白なと思って。それはなぜかというと僕は平本さんと考え方が違うので。

具体でいうと、STORYとの共通点としては、人に向き合う価値観が似ているなと思ってます。つまりNPが持っている「真摯に向き合う」という価値観は、STORYが持っている人へ期待を持って接するという価値観と似ているかなと思います。人に向き合うという価値観は他のベンチャーにはない価値観じゃないかなと思っていて、特に人にフォーカスしているという観点は、面白いですね。

僕が思うSTORYとネットプロテクションズの違いとしては、良くも悪くも、合理的な会社だなという点です。学生の時にこの会社を見ていた時には、すごく穏やかな会社だなと思ってたのですが、それは外部からはそう見えるだけなんじゃないかなと最近は思ってる。つまり、ネットプロテクションズは人への接し方が穏やかだけど、生産性を高め合理的に物事に取り組むという観点は常に意識しているので、実はハードな側面も持ち合わせていますね。

−優しく見えるのはなぜでしょうか?

それは話し方によるものだと思います。つまり、内容としてはとても合理的で、時に尖った意見を言っているけど、それを相手に伝わる伝え方をみんなができる会社だなと思っていて、それが表面に見える優しさをつくってるのかなと思うね。

(横から平本) それって相手の受容度を高めるために重要だよね。

そうですね、つまり相手にちゃんと意見を伝えるための穏やかさであり、そう切り取るとすごい合理的だなと思います。反面、STORYはコミュニケーションにおいて感情がすごい前に出ているなと思ってます。まあ社会人と学生の違いもその要因としてあるとは思いますが、それにしても、STORYは感情を前に出しがちだったなと思っています。ですので、コミュニケーションの側面での違いは大きいじゃないかなと思っています。

-他に感じている野崎さんの変化はありますか。

特にはありません。

一同 

池田亮太(2016年3月入社)

最後に、池田亮太(いけだりょうた)さんにお話を伺いました。池田さんもSTORYの1期生として活躍された後、平本さんと同じ2016年からNPで働いていらっしゃいます。

作業中の池田さん

-ではよろしくお願いします。初めに現在行っておられる仕事について話していただけますか?

自分はBtoCセールスグループに所属してまして、今だとBtoC向けのNP後払いと、最近リリースしたatone(アトネ)というサービスの営業に携わっています。

通販企業さんに対して営業をかけて、自社の強みとかサービスの特徴を説明することや、ライバル他者と競合する場合はその違いを説明して自社サービスの魅力づけをし、契約を取ること、つまりクロージングが主な役割ですね。

もう一側面あるとすれば、ワーキンググループっていう会社の制度を利用して、18新卒の採用にもつい最近までかなりコミットしていたんですが、もうそっちは終わりそうかなという感じですね。ちなみにワーキンググループは全社員が部署や役割に関係なく、自由意志で参加できる、様々な全社課題に取り組むプロジェクトのようなものです。

自走する面白さ・難しさ

-ありがとうございます、では次に、お二人と同じく、STORYとNPの共通点と違いについてお願いします。

そうですね、まず共通点としては、個々人の意思を大事にしてくれるところ。あとは、人や物事に対する姿勢がフラットなところが、共通しているなと思います。

STORYの時でいうと、どんな価値を出したい、目標を立てたい、というのを個々人の意思によって決められたのがすごく良かったかなと思ってます。それは、いわゆる一般的な企業の、会社の目標から降ろして自動的・強制的に目標が決められるというよくあるプロセスとは真逆で、働いている人たちが、STORYの方向性とかに当事者意識を持って主観的に判断し、それに貢献することを前提に自分の目標を設定するというスタイルになってましたね。それは今の会社でもすごく大事にしてくれていて、それが自分にとってはやりやすいし、業務への納得度も高く働けて気持ち良いなと思います。

こんな風土で育ってしまったから、なかなか他社には転職できないだろうなあとも思います(笑)。他社で「会社の目標はこれで、君の目標はこれだよ」って設定されていても、絶対に納得感持って進めない体質に、STORYとNPを通して仕上げられたので(笑)。

−それって、逆に捉えると、自分発信で目標立てて進んでいくことの困難さがあると思うんですが、どうですか?

はい、めちゃくちゃ感じています。まず目標を立てる時に、妥当性・挑戦度っていう側面があると思うんですが、肌感がつかめていない中で、第一の目標を立てることは、非常に困難なことだと感じています。

また、その後目標を追っていく際も、自分主体でその目標にどこまで食い下がるかを考えたり、環境の変化の中で妥当性に欠けた目標の方向修正をかけていったりすることが必要で、そこもかなり大変ですね。

あとは目標から計画に降ろし、自律的にペースを握って実行していくために、セルフマネジメントも重要になってきて、こっちもなかなか難しいところだなと思います。ただ自分はまだまだ未熟なので、常にそれをやり遂げられる人間でありたいなとは感じています。

理想と現実のバランス

−相違点はどうでしょうか?

そうですね、STORYはなんとなくですが、結構理想を掲げられていた場所だなと思っています。STORYの時の僕たちは、めちゃくちゃ大きな理想を追ってはいるけれど、スタートアップということも相まって、そのプロセスをあまり具体化しきれていなかったなと思います。ただ現在でいうと、将来に対する意識は常に持ちつつも、現実に目を下ろして働き、その社員みんなの業務の積み重ねが大きな力となって理想に着実に進んでいる、という実感を得るようになったかなと思っています。

後は、考える緻密さが増したかなと思っています。STORYでは、取り組む事柄に対して目標を張る際、理想状態は設定しつつも、そこまで辿り着くための即時的な解決策にはならないようなプロセスも、楽しんでいた自分がいたと振り返ってみて感じます。ただ、会社に入ってからは何か課題の可能性を感じた際に、その課題を深掘りし、本質課題を考えるようになりました。つまり、思考回数が増え、また思考自体をより緻密に行えるようになったと考えています。

そうしなければ、他者から「なぜこの目標なのか」「それがなぜ妥当だと考えているのか」といった深掘りをされるということも要因になっていますが(笑)。つまり抽象的な世界で生きていた自分から、より具体や本質を見ている今現在へ変化してきたというイメージかなと考えています。

-なるほど、大変面白いです。

おわりに

お三方とも、お忙しい中お時間を頂き、ありがとうございます!こうやって振り返ってみると、お三方とも自分とは歳はそこまで変わらないのに、すごく「大人な方達だな」と感じました。

それは社会人と学生の違いではあるかもしれませんが、理想を掲げながらも地に足を下ろして物事を見ている・より合理性を考えている。という点で、社会人としててのあり方を感じました。またお三方を通じて、STORYとNPの「人への向き合い方」という点での価値観が似ているなと、肌を通して感じました。

NPの価値観として大事にしていらっしゃる人に向き合う際の「真摯さ」、STORYが大事にしている人への「期待」。どちらも言葉は違いますが、根本にある「相手のことを信頼し、丁寧に向き合おうとする姿勢」は共通しているのかなと感じます。

そして、組織内での柔軟性。つまり個人の想いを尊重してくれるという価値観も、非常に重なっているなと感じます。

こういった価値観があるからこそ、NPではビジョンとする新しいアタリマエを作っていける独自性が生まれ、またそれを会社・社員の方々が後押ししていけるんだと感じました。また、この組織の価値観が重なっているからこそ、STORYの人たちも惹かれ、多くの人たちが就職先に選んでいるのかなと思います。

ネットプロテクションズさん、先輩方、今回は本当にありがとうございました!

伊達 直希

NAOKI DATE

神戸市外国語大学
 

ボクシングをずっとやっていたせいか、独りよがりで、よく「一匹狼」と揶揄されます。STORYを通し、最近やっと自分にも仲間ができたと実感しています。これからは、1人ではなくみんなで進んでいける人間を目指して頑張っていきます。

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